インストラクター開発コース(IDC)

   PADIインストラクター開発の基礎となるのが、PADIコースディレクターの元で開催される
   インストラクター開発コース(以下:IDC)です。このIDCはアシスタント・インストラクター(AI)
   コースと、オープン・ウォーター・スクーバ・インストラクター(OWSI)プログラムの2つから
   構成されています。
   AIコース(最低3日間)とOWSIプログラム(最低4日間)を連続して組み合わせたものが
   IDC(7日間)となります。




  

★PADIアシスタントインストラクターコース (AI)

PADIアシスタント・インストラクターコースは、PADIインストラクター開発コース(IDC)の最初の一部です。このコースはPADIプロフェッショナルとして経験を得るだけでなく、PADIダイバー教育システムを学ぶ最初のステップでもあります。

PADIアシスタント・インストラクターになるとできること
  1. PADIインストラクターの元で、PADIダイバーコースの知識開発部分を実施できる。
  2. PADIインストラクターの元で、PADIオープン・ウォーター・ダイバー・コースのトレーニング・ダイブ中にある水面スキルの評価を実施できる。
  3. PADIピーク・パフォーマンス・ボイヤンシー・スペシャルティ・ダイバーを認定できる。
  4. プロジェクトAWAREスペシャルティ・コースを認定できる。
  5. PADIディスカバー・スクーバ・ダイビングのプールまたは限定水域ダイブを実施できる。
  6. エマージェンシー・ファースト・レスポンス・インストラクター・コースを修了すればエマージェンシー・ファースト・レスポンス・コースを実施できる。
  7. デジタル・アンダーウォーター・フォトグラファー・インストラクター・コースを修了すればデジタル・アンダーウォーター・フォトグラファーコースを実施できる。

  • 上記すべては新規及び更新手続きを完了し、保険加入をしていることが条件となります。
  • コース実施の詳細については、必ず担当インストラクターに確認をしてください。
  • 上記以外に、PADIダイブマスターが実施できる項目も含みます。

コース参加の条件
  1. PADIダイブマスター、または他の指導団体でリーダシップ・レベルとして認定されている。
  2. 18歳以上であること。
  3. ナイト・ダイビング、ディープ・ダイビング、アンダー・ウォーター・ナビゲーションを含めた、ログに記載されているダイブ経験本数が60本以上であること。
  4. 認定ダイバーになってから6ヶ月以上経っていること。
  5. 過去24ヶ月以内にCPRとファースト・エイドのトレーニングを受けていること。
  6. 病歴/診断書

コースの内容
  1. IDCナレッジリビュー、規準エグザム、IDCカリキュラム・プレゼンテーションの聴講と知識開発プレゼンテーション
  2. ダイブ・スキル評価、限定水域プレゼンテーション
  3. オープン・ウォーター・講習プレゼンテーション、PADIダイブマスター・コースのレスキュー評価

講習時間 : 少なくとも3日間以上(講習時間は、候補生によってことなります)


★PADI インストラクタープログラム(OWSI)

PADI OWSIプログラムはPADIインストラクターになるための最終のステップです。
このコース中、それぞれの生徒が必要としていることをPADIダイバー教育システムを使って適応させることを学びます。包括的なトレーニングと多様な教材を使い、同僚や生徒から多くの信頼も得ることになります。このPADIオープン・ウォーター・スクーバ・インストラクターは、PADIディスカバー・スクーバ・ダイビングからPADIダイブマスター・コースまで幅広い範囲に及ぶPADIプログラムを実施することができます。
  コース参加の条件
  1. PADIアシスタント・インストラクターとして認定されているか、または他の指導団体でリーダー
  2. シップ・レベルとして認定されている。
  3. 18歳以上であること。
  4. ナイト・ダイビング、ディープ・ダイビング、アンダー・ウォーター・ナビゲーションを含めた、
  5. ログに記載されているダイブ経験本数が60本以上であること。
  6. 認定ダイバーになってから6ヶ月以上経っていること。
  7. 過去24ヶ月以内にCPRとファースト・エイドのトレーニングを受けていること。
  8. ダイビングに適した健康体であり、過去12ヶ月以内に行われたダイビング健康診断の
  9. PADI病歴/診断書を提出する。

  コースの内容
  1. IDCナレッジリビュー、規準エグザム、IDCカリキュラム・プレゼンテーションの聴講と
  2. 知識開発プレゼンテーション
  3. ダイブ・スキル評価、限定水域プレゼンテーション
  4. オープン・ウォーター・講習プレゼンテーション、PADIダイブマスター・コースのレスキュー
  5. 評価を修了(PADIダイブマスターでない場合)
  6. IE参加までにログブックに記録されているダイビングが100本以上

  講習時間 : 少なくとも4日間以上(講習時間は、候補生によってことなります)